Works
設計事例
# TBO
オフィス
DETAIL
設計者 | H.A.S.Market |
---|---|
所在地 | 東京都品川区 |
竣工 | 2003年11月 |
主要用途 | 事務所 |
主体構造 | SRC造 |
階数 | 地上32階 |
業務内容 | 設計・監理 |
施工者 | OSTブレーン |
撮影 | 田中宏明 |
Open 10:30~19:30 / 定休日 土日祝
オフィス
DETAIL
設計者 | H.A.S.Market |
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所在地 | 東京都品川区 |
竣工 | 2003年11月 |
主要用途 | 事務所 |
主体構造 | SRC造 |
階数 | 地上32階 |
業務内容 | 設計・監理 |
施工者 | OSTブレーン |
撮影 | 田中宏明 |
COMMENT
場所は品川駅港南口、インターシティーを含む再開発が行われた超高層ビルの一画、7階部分の西側、線路寄りの事務室部分である。窓の先には高輪台の緑、シティホテル群、国道を通過する車、新幹線をはじめとした列車等、都市のリアルな活動を伝えてくれる風景が広がっている。
IT系の事業の拡大を目指すクライアントは、話題のスポットに居を構え、高度な顧客対応のできる明るくフレッシュなOFFICEを渇望していた。
当初、クライアントが想定していたレイアウトプランは、ELVホール側に位置するエントランスに隣接して配置された長い廊下を介して各々の部署にアクセスし、窓際に部課長席を配置するという、典型的な役所タイプのそれと言えるようなものであった。それに対し、エントランスから窓方向への視線の抜け、執務空間の透明性と開放感、窓の眼下に広がるアクティブなVIEWの共有化等、OFFICEを開放系にするような仕掛けと構成の重要性を説き、いくつかの提案を行った結果がこの計画である。
ガラスのみで仕切られた、見通しのきく執務スペースの配列や、役員会議等の重要な会議が行われるスペースをあえて受付の正面に配置し、ガラスによって透明性を付与するといったことは、受付に奥行きとひろがりを与える空間上の仕掛けであるとともに、若い企業の社会への関わりや、積極的に開かれていて明るいという企業のアイデンティティを表明してゆく装置として機能してゆくことを期待しながら発想されている。
対象面積 998.72㎡
対象階 7階