要望をよく聞き、対話を重ね、敷地の固有性を紐解く。
個人住宅
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敷地は、西武池袋線高麗駅よりバスで10分程の場所にある、区画整理のされた閑静な住宅地に位置している。東南側に向かって旧市街を見下ろす丘の上にあり、180度の景観が広がる素晴らしい場所である。 建築主は、都会の喧騒から距離を置き、景色を満喫しながら老後にゆったりと暮らせる住居を望んでおり、私達設計者はそれらの夢を実現する最良の計画をしていこうと考えた。 本計画は、北西側の道路から敷地に入り、そこからさらに奥まった玄関へ入っていく。玄関からの建物内では、東南側の景色を少しずつ垣間見ながら、透明、半透明、不透明などで様々に重なった仕切りや、所々に配された屋外空間の間を進んでいき、最も東南側の居間で大きく景色が広がることとなる。このように、建物全体は光と様々な透過性による奥行きのある空間となっている。 広がりのある敷地であることを活かし、そして住人がこの家で年を重ねていくことを考え、都会では得られない贅沢さと移動のしやすさを併せ持つ平屋とした。 本来の日本家屋のように、間仕切りはできるだけ開放できるようにし、生活の変化によって部屋の使い方を変えていくことができるようになっており、風通しも良い。 建築主の豊かな生活を叶えていく、細やかな計画をさらに進めていく予定である。
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敷地は、西武池袋線高麗駅よりバスで10分程の場所にある、区画整理のされた閑静な住宅地に位置している。東南側に向かって旧市街を見下ろす丘の上にあり、180度の景観が広がる素晴らしい場所である。
建築主は、都会の喧騒から距離を置き、景色を満喫しながら老後にゆったりと暮らせる住居を望んでおり、私達設計者はそれらの夢を実現する最良の計画をしていこうと考えた。
本計画は、北西側の道路から敷地に入り、そこからさらに奥まった玄関へ入っていく。玄関からの建物内では、東南側の景色を少しずつ垣間見ながら、透明、半透明、不透明などで様々に重なった仕切りや、所々に配された屋外空間の間を進んでいき、最も東南側の居間で大きく景色が広がることとなる。このように、建物全体は光と様々な透過性による奥行きのある空間となっている。
広がりのある敷地であることを活かし、そして住人がこの家で年を重ねていくことを考え、都会では得られない贅沢さと移動のしやすさを併せ持つ平屋とした。
本来の日本家屋のように、間仕切りはできるだけ開放できるようにし、生活の変化によって部屋の使い方を変えていくことができるようになっており、風通しも良い。
建築主の豊かな生活を叶えていく、細やかな計画をさらに進めていく予定である。